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2012年 北里大学 医系小論文 2日目 模範解答例

2012 北里大学 医系小論文 2日目 模範解答

問1 
 「眠れる発想の宝庫」潜在記憶の刺激法 (18字)

問2
 こうした夢で見た常識を破る発想は,現実的な縛りの緩まった状態で浮かんでくることが多い。そのため夢のように無意識に漂っている時に,発想が浮かんできやすい。ただ,その時は,いけると思っても,実際に現実の問題に当てはまるかどうかを考えないといけない。その際は,醒めた意識を持ち,冷静になった上で,きちんと発想が使えるかどうかを現実に検討し,証明した上で,公表する必要があるからである。(189字)

問3
常識を破る発想を生むために,まずしなくてはならないこととして,現状の問題をきちんと理解することである。研究や問題解決をする際には,必ず現時点でのわからないことを明確にする必要があるためである。その上で,わからない問題や研究について,常に考え続けている状態が必要不可欠である。そうした前提があり,優れた発想が生まれる。そのため,問題を常に認識し考え続けられていないと,常識を破るような発想は生まれてこない。
 その上で,筆者の指摘しているような,豊かな発想の宝庫である潜在記憶を刺激し,問題解決のための発想を様々なやり方で得るべきである。そもそも潜在記憶は,さまざまな人生経験や紆余曲折をすることも,大事であるということにもつながっている。個々人の持つ多様な経験が,そうした発想を生み出す多様な土壌となるからである。その上で,具体的な発想を得る方法は,本文に指摘されているやり方がある。他者とよく話すこと,色々な場所に行ってみること,お風呂に入っている時などである。またこうした発想を得た後も,実際に試してみるという姿勢が,大事だろう。
 歴史を踏まえると,医学上の偉大な発見は,失敗から偉大な発見が生まれることが多い。発見者が,失敗と誠実に向き合い,どうしてそのような結果になってしまったのかという疑問をもったからこそ,偉大な発見がなされていることも,留意しておくべきだろう。(586字)

今回の小論文作成にあたっての参考文献です。
iPS細胞の略はなんの略ですか? 日本語だと人工多能性幹細胞
わからない人は 反転して確認してみてください。

induced  誘導された
Pluripotent  多能性
Stem cell  幹細胞

個人的に,益川教授のエピソードで 益川教授の先生が「寝ているうちに考えが進む」
という話しをなされた際に,「寝ていて考え方が進むんだったら,俺は一日中でも寝てるわ」がツボでした。あと,山中教授のアメリカの脅威事件も面白エピソードでした。

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