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2012年 獨協大学 医学部 小論文 模範解答

2012年 獨協大学 医学部 小論文

第1問
大人でも,勉強したいと思うと学校へいかなくてはと考える。だが,これまで学校は,指示を受け知識を得るような「グライダー型」人材の育成をしてきた。その一方,自ら考え,創造的な発見をする「飛行機型」人材が育ちにくかった。そのため,論文作成に,グライダー型人材は,手こずってしまう。だが,今後,新しい文化を創造するため,学校や社会で,どのようにグライダー型人間に自発性を持たせるのかを考えていく必要がある。(199字)

第2問
現在の自分のグライダー能力,飛行機能力の比率は,8対2である。というのも,私自身が,これまで学校において大過なく過ごしてきたためである。また,私自身の将来の目標も,医師になりたいとはっきりしているためである。
私は将来,ブライマリーケアに携わる医師になりたいと考えている。理想の医師像として,自分の父のような地域に不可欠で,周りからも尊敬される医師になりたいと考えている。より具体的には,地域で緊急の事態が発生しても,臨機応変にふさわしい対応をとることができる医師が自分の理想である。そうした父のような医師の比率は,飛行機能力,グライダー能力は6対4であると考える。飛行機能力を高くしているが,大学や研修期間は,今の比率を大きく変えなくてもいいもしれない。当たり前だが,大学や研修先の病院では,まずはしっかり目標を踏まえて,日々研鑽を積んでいかなくてはならないからだ。
だが,いずれ父のような医師になりたいと考えた際に,目標はあっても,やるべきことは,必ずしも明確なことだけではない。そのため,自分自身で具体的にどう行動すべきかを,発見し,実行していかなくてはならない。そうして日頃から患者さんと向き合い,そのやりとりにおいて,患者さんの本当に望んでいることを発見していかなくてはならない。そのような能力が求められると考えるために,私は最終的に飛行機能力が6割必要ではないかと考えている。(594字)

今回の要約に関しては,問題掲載されている『私立医学部小論文入試問題模範文例集』
1問目のテキスト要約の最初のまとめの1文の書き方がとても上手にまとめられていました。

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