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叡智学園説明会に参加して 雑感

説明会感想 参加型のオープンな形式での質疑応答を希望
エース意見 国内の外国人やハーフなどの人材を受け入れるべき

久しぶりの更新を 早朝より眠たい目をこすりつつ 広島駅より,竹原行きの高速バスに乗り

竹原フェリー乗り場へ そして目指すは大崎上島の叡智学園の塾対象説明会へ いざ出陣

フェリー到着後,レンタサイクル(この交通手段は,私だけでした )周りののどかな田園風景をみつつ,電動自転車での激チャ(日々指導してくださっている先生からこの用語を学びました。自転車を全力で漕ぐという意味です。)すること約35分,そして,無事 叡智学園へ到着(施設関連工事がまだ進んでおりました)

看板をパシャり

無事,参加し 叡智学園内の見学をさせていただきました。

ステージ上の音楽教室

浴場と洗濯ルーム

不審者対策と生徒さんの安全対策 赤外線センサー

入り口付近のガウディみたいな池(テイストが,,,)

個人的感想

肝心の塾向けの説明会ですが 資料配布後の入試説明に関しては,オーソドックスな説明会で 正直その内容を現地でわざわざ説明をする必要があるのかなと感じてしまう内容でした。役所などの発表でも,いつも思うのですが,事前に資料配布をすれば,時間短縮もでき,あらかじめ質問がある人が集まり,有効に時間を使えると思います。今後は,もっと参加型のオープンな形式での質疑応答ができる形が嬉しいと感じました。他に感じたこととして,設備面や建物環境などは,とても素晴らしかったです。安全面の配慮などそうした面も大変に充実しておりこの壮大な予算を少しでも他の県立高校に回してあげてほしいなくらいに嫉妬を感じてしまいました。ただ,教育機関の本質は設備ではなく,それを教える人材なのですが,吉田松陰の松下村塾といったもう片方にある 教員の質(熱意も含めて)が,担保できているのかなあと,少し気になったところです。大変に失礼を承知の上で,教職員の方がいかにも公務員的な印象を受けたことと,せっかく設備が,オープンになっていても,職員室の雰囲気や人柄がオープンな感じとは,正直感じず(印象なので,すみません。先に謝っておきます。)今後の生徒さんたちの成長のために,教員間の協力や連携面で一抹の不安を感じた次第です。(感じたことなので厳しめなことを書いてますが,一般的な県立高校の実情に比べれば間違いなく質の高い良い学校だとは思います。)また,いじめなどの人間関係の問題も狭い人間空間の中で、今後生じることがあるためそうした対策や対応にきちんと配慮していく体制がきちんとできているのかが,今後への課題として少し心配な点でした。

意見

1 今後,県立大学の再編した際にできる新学部とのつながり(高大連携)をどの程度意識していくのだろうか?せっかくなので,きちんと提携していき ぜひいい形で広島を盛り上げてもらいたい。

2 広島県や日本内での外国人子女や国際結婚の子弟を積極的に受け入れをすべき。

グローバル化やディプロマなど,英語をメインの教育がグローバルという見方だけでなく,せっかくなら母語が日本語ではない生徒さんを一定数受け入れをすることで生徒間での多様化を推進をすべきでは?受講の際の日本語力などに不安は感じるが,変に均質なエリートよりも 多様な背景を持って日本のために頑張ってくれる人材育成が今後の理念に叶うように感じた次第です。

3 中長期的懸念 英語学習者重視や小学校成績重視は,所得格差に対する一層の格差の助長になっていくという恐れ

公立中高一貫校は,そもそも税金を使って安く質の高い教育を提供する仕組みです。広島のようなわざわざ難関私立進学校が存在する中で,英語の能力や小学校成績の優秀にするために塾などで事前に多額の教育投資を受けて受験に臨めば臨むほど,本来私立で負担すべき高所得家庭のお金が,質の良い安い公立入学に入ることで,実は,所得格差や教育格差をむしろ拡張させる装置として働くのだという懸念は持っておいてほしいと思う。調査書も5年〜6年の成績が判断材料になるとのことなので,小学校成績を意識しておく必要があります。とりわけ,ディプロマなど海外の大学留学費を負担できる家庭など そもそも限定されていることを考えればなおさらです。

ただ,広島県がこうした教育行政に力を入れていること自体は,大変に素晴らしく,非常に評価されるべきものだと思うので,ぜひ引き続きもっとより良い学校になってくれることを望む次第です。

広島市南区段原の個別指導 学習塾 エース

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