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私立医学部進学についての考察

私立医学部志望の生徒さん・保護者様へ (ご参考下さい。)

IT化,グロ-バル化といった変化の早い社会情勢で
昨今の医学部の受験はバブルと呼んでも過言ではないくらい過熱気味です。

そもそもいまや灘など日本のトップの進学校の実績は,国立の医学部に何人入れたか?
という指標になってきていますし。
国立のみならず,私立の医学部も入学することすら早慶並みに入ることが厳しいという現状です。
(社会情勢上,現在,勉強成績の良い生徒の多くは,医学部志望になっています。)

また,そうした中で私立の医学部に入学する受験生も2浪,3浪は当たり前といった現状になっています。

ちなみに2浪,3浪の場合で医系予備校などに通った場合
もちろん専門性や受験への対応ができるという点の魅力を踏まえたとしても
費用が圧倒的に高い というか 高すぎるのが実情です。

下記HPを参照しても

医学部予備校を学費で比較

1年で300万~1000万(講習費用を含めれば)という金額です。

もしどうしても医者になりたい。もしくは,親御さんとしてご子息を医学部に行かせたいと考えておられて
浪人時の教育費を節約したいと少しでもお考えになるなら,アドバイスとして

正直,中2,中3を大切に過ごして下さい

というのも,大抵2浪,3浪の生徒は基本的には,学校成績の面において大抵中くらいもしくは下のお子様が多いからです。(仮に学校の成績が優秀な生徒であれば,いかに私立医学部の受験が特殊でも,浪人して1年もあれば充分対策はできます。すでにきちんとした進学校に進学しておられる場合は特に)

また,中2からというのも,中1終了時の学校成績が,私立医学部受験の試金石です。
その理由は,2点あります。

1つ目は 学校の授業についていけているかどうか?

これは,医学部入学後も大事になってくる力ですが,自分の進路を見据えて学校の進度にキチンとついていける能力<意欲も含め>が試されているからです。この中学1年終了時についていけない場合は,早急に対策する必要があります。(というのも,受験でもっとも大事な英数の能力がスタ-ト時点でこけてしまうと,浪人してから一からやり直しという事態になりかねません。

2つ目は 復習システムをきちんと持てているかどうか?

学習の大事な点として,実際に自分ができるようになっているかどうかと言う点がありますが,この時点において学校成績が取れていない場合は,あきらかにどこかに問題があります。無論,学習意欲と言うメンタルの問題もあるかもしれません。

とこのように中1終了時点で,この2点が試されているからです。ここを放置してしまうと
その後の時間がとてもかかる上に,本人さんにとっても俺はできないという受験で最も避けたい自己肯定感が低下していきます。

実際,医学部受験がいかに難関と言っても原点は受験勉強ですから
河合塾の全統模試で偏差値が60程度の基礎学力を身につけることは,学生講師でも充分に可能です。
(もちろんプロの授業は準備やノウハウを含め大変素晴らしいですが,それは最終手段でもよいでしょう。)

はじめから,風邪を引いたからといって,解熱剤を飲む必要はないのと同じで,段階的に対処していけばいいのです。
そのための試金石が中一終了時点の学習状況と言うわけです。

そこで頑張れず,もし浪人をして
予備校費用1000万+医師の平均年収1000万円(機会費用 本来得られたはずの1年間の将来収入)で
2浪した場合だと 4000万円を失ってしまうということです。
一方 中2,中3の段階で学習指導をきちんと受け,高校で学校で好成績を維持していれば,
別のチャンスも与えられています。

指定校推薦・公募推薦が使えます。

指定校推薦に関しては,広島ですと通っている高校にもよりますが,もしある場合は,間違いなくチャンスです。
聖マリアンナ大学などは,修道・ノートルダム清心・広島学院に枠があります。
もし,2014年度の聖マリアンナ大学を受けた場合の倍率は,
一般入試で32.6倍ですが,
指定校推薦なら2.4倍です。
間違いなく指定校推薦の方が合格できます。

パスナビ(聖マリアンナ入試倍率)より

また,加えて 基本的にはどの医学部でも現役を優先的に合格させたいという思いはあります。
<どうしても医師としての稼動年数もあるでしょうし,国試の合格率も年齢が上がるほど厳しいためでしょうね>

ちなみに医学部予備校などを利用するケースとして,英数の偏差値によりますが,高3からでも充分かと思います。高2から通ったほうがいいケースは,英数のいずれかが,ベネッセなどの模試でも偏差値55を切るような学習状況からです。(それよりも前は,コスパ的にも塾での指導で充分だと断言します。また,現役の学生はどうしても学校があるために,学習時間がとりにくいですし)

また,ある意味で,こうした小さな学習塾でも,現役の医学部生に指導を受けることで,医学部へのモチべ-ションUPや医学部生がどのような形で学習をしてきたのかということを学べることはその後の費用対効果は抜群だと断言します。

未だ先の見えない4000万円を失うか,
エ-スで,医学部サポ-トで年間60万(英数2科目 1:1 90分指導の場合)×2(2年分)
120万
かけても,見えない3880万円を手に入れるかということを言っておきたいと思い文章を作成しました。

長くなりましたが,結論

中2,中3からの医学部対策として,
広大医学部生1:1指導はいかがでしょう?

というポジショント-ク含みのお話でした。
ご参考になれば,幸いです。

広島 段原 個別指導 エ-ス 私立医学部受験編

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