受験科目以外の科目(美術や音楽)でも手を抜かない生徒さんは,学力が落ちることがない
本日は,『小学生のための読解力をつける魔法の本棚』をご紹介したいと思います。
著者の方は,麻布学園国語教諭の中島克治さんです。
麻布学園といえば,東京御三家の一つで
個人的にも,自由な校風でとても共感出来るおもしろい人材を輩出されておられる学校です。
中でも,国語の問題は,中学受験の国語の中で記述をしっかりと述べさせる問題傾向がある中学校です。
その国語の先生の書いた本なので,やはり読み応えがあり,いくつも参考になる点や共感出来る点がありました。
例えば,受験科目以外の科目(美術や音楽)でも手を抜かない生徒さんは,学力が落ちることがないなど
(理由 自分で簡単に切り捨てをしないから)
中学生,高校生のうちから自己選択や判断といえば聞こえはいいのですが,要はやりたくないということを
手を抜くという習慣や考え方は,やはり勉強にも直結している点は大きいように思われます。
それ以外にも,好きな番組の紹介文を書かせるなどの楽しんで学習するやり方などは参考になりました。
また,小学生のうちの科目の好き嫌いの感覚が,後を引くことの問題を指摘されておられる文も,教育に携わる
ものとして,気をつけていかないといけない点だなとも感じました。(これは,下手をすると一生続いてしまう可能性もありますので,気をつけたいものです。)
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