広島 南区 段原にある 学習塾

適切なフィードバックのやり方
権威を持って，相手のためを思って，個人攻撃でなく
恥をかかせない　＜プライドを傷つけず＞単刀直入に

本日は，ビジネス書で評判の高いハードシングスについての軽いまとめを

経営者が読むと参考になる本ではあるのですが，
他にも，部下を持つマネージャーや先生にも使える部分が，ありましたので
ここに書いて自らも活用していきたいと思います。

経営において　経営者は
（従業員に）信頼してもらうこと
（企業内においては）悪い知らせを受け取る文化を築く。　失敗をいかにオープンにできるか

NGワード
＜問題をもってくるなら，解決策を同時にもってこい。＞

自分的考察
古い企業体質では，部下の育成という観点から，問題の処理を解決するということを重視していましたのか
もしくは，社長が都合の悪いことを聞きたくなかったのかどちらかでしょう。
結局，問題解決にあたっては，まず経営者は知っているということが大事という観点から，悪い報告に対して
むしろ，積極的に　よく知らせてくれたという　企業文化や風土をつくるべきということですね。

従業員　解雇の際の注意点
自分の軸をぶれさせないこと
実行を先送りしない。
理由をはっきりさせる。
全員に説明する。ただし，あまり，謝りすぎない　などでした。

良い会社でいること自体は，目的である。　とてもいいフレーズでした。

経営者との交渉で，賃金をあげない。　理由　企業内政治が始まるため
賃金に対しては明確な基準を示せ

個人面談で役立つ　質問の例（引用）

われわれがやり方を改善するとしたら，どんな点をどうすればよいとおもう？
われわれの組織で最大の問題は何だと思う？　またその理由は？
この職場で働く上で，一番の不愉快な点は？
この会社で一番頑張って貢献しているのは，誰だとおもう？誰を一番尊敬する？
きみが私だとしたら，どんな改革がしたい？
われわれの製品で一番気に入らない点は？
われわれが，チャンスを逃しているとしたら，それはどんな点だろう？
われわれが本来やっていなければならないのに，やっていないのはどんなことだろう？
この会社で働くのは楽しい？

適切なフィードバックのやり方
（事前に，相手に信頼してもらい，アドバイスを言うという前提を置く必要はあるとは思う。）
権威を持って
相手のためを思って
個人攻撃でなく
恥をかかせない　＜プライドを傷つけず＞
単刀直入に

と言った具合でした。
にしても，本書にしても　プロ経営者の資質は投げ出さない，諦めない
ということにつきるのだろうと，かくも再認識したしだいです。
投資家であれば，一所にこだわらず，ある意味では投げだせ，諦めろという視点も必要な気がしますが，どうなのか考えてみたい点ですね。