広島市総合計画審議会の第四回発言要旨
公共交通のカラーリングの統一,建築のランニングコスト計算,道路行政の情報透明化,パブリックコメント欄の改善など
あれ塾なのに,ブログをあまり更新していない上に,審議会でのご報告という お恥ずかしいブログ更新です。市民委員として,広島市総合計画審議会の第四回が終了しましたので,その審議会で伝えた意見をこちらにも書いておきたいと思います。
広島市総合計画第四回議事録
今回の審議会での発言内容
公共交通機関のカラーリングの統一
イギリスのダブルデッカー赤色やNYのイエローキャブなど 公共交通のカラーをより戦略的に作り上げて欲しい。カープの赤やサンフレッチェの紫など 部分部分で存在しているが,正直統一感がなく,インパクトが少ないため 市としてもっと積極的にカラーリングを押して進めてほしい
道路行政に関して,道路の維持管理に関する情報透明化のすすめ
道路の設置年数や棟梁の耐用年数などの維持管理費や建設後のランニングコスト計算がなされているのか?という点の不安と維持管理の詳細のデータをオープンにしてもらいたいという意見。(正直,生活道路の維持管理などで,現在声の大きい人(議員さんなど)が,そこの道路を直してくれと言ったら,反映するという具合になっている自治体は多いかと思うのだが,これからの行政のありようとして行政側が積極的にこの地域の道路の補修は,ここにいくら使ったなどをオープンにしていってもう少し議論を喚起すべきではないだろうか?個人的には,そうすれば地域の中でも,地域内の意見調整をしようという気風も生まれていくと思いますけどね。
教員の資質向上という施策の方向性は示されているのだが,そもそもの施策の目的として,教員の多忙化を解消するという文言を必ずいれて欲しいという意見。公教育現場の方が,疲弊しない環境づくりをぜひ進めてもらいたい。
パブリックコメントの募集方法に関する意見
インターネットを通じて提出してもらう際に、市からきちんとした返信が欲しいという意見もあれば、返信はいらないという意見もあると思う。例えば、応募する際にアイデアであればラジオボタン(インターネットサイトで事前設定された選択肢を選ぶボタン機能)でアイデアの方にチェックを入れるというように、アイデアなのか、それとも市から回答をもらいたい意見なのか、市民意見を募集する段階で情報を整理し、対応するというスタンスをとった方が、行政側も効率的だと思うので、市民意見募集の方法を工夫してはどうか。また、例えば、良い意見には「いいね」がたくさん付くといった機能を行政は参考にすると良いのではないか。誰かの意見に「いいね」を付けていく機能があれば、市民がどういったものを良いと思っているのか把握できる。こうしたことが、これからの行政に求められることだと思うので、こうしたシステムの検討をしてはどうか。今後ずっと今のような形で市民意見に対応していくのも、非常にコストがかかると思う。(なにせ,一つ一つにコメントを書いておられたので,よくそんな時間あるなーと思った次第です。)
最後に あと一回の審議会を残すのみで 今回の審議に関して 市の行政の方へ,声を大にしてツッコミと反論をここで述べさせていただきたい。今回の審議で意見に対する回答をいただいたが,審議会の限られた時間では,反論できる環境ではないため(毎度,自分なりではあるが,空気を読んで発言をしているが,さすがにその場で堂々と反論を繰り広げるのは時間の浪費かと思い,その場では黙らさせていただいたが)この場を通じて反論を書かせていただく。
あと,前回も伝えたが,資料説明の時間が長すぎです。流石に,同じことを言うのは,うんざりして諦めたのですが,書いた資料を初めから順番に読んで進めるのは,時間の無駄でしょう。どうして改善しようとしないのかな。その背景は,要はいらんこと喋ってくれるなよ。ということに尽きるのかもしれませんけど
反論したい内容は,こちらです。
事務局(藤岡総合計画担当課長)
前提として、本審議会では、個々の具体的な事業をどのように行うかといったことを審議するのではなく、市の施策の方向性に関する議論を想定している。
(はい,でしたら どうして先にそうした議論をしていただきたいという論題設定を事前に行わないのか?怒 初めから論題を明記しましょうよ。もし,してたら大変に申し訳ありません。)そして,方向性に関する議論の想定って 旧来から指摘されている日本の審議会が,実質 想定された議論をはいそうですねと流れていき,機能していないと言われているが,広島市は今後もそんな方向性で,行政を進めていきたいのか。それが,一体何の役に立つのか よくよく考えて欲しい。厳しいことをいいますけど,結局 自分たちの施策にとって都合のよい方向性の意見を聞いて,正当性を裏付けしたいだけじゃないですかーーー怒
例えば、公共交通で言えば、乗換の利便性の向上であるとか、機能強化に取り組むという方向性について審議していただきたいと考えている。
(それって結論ありきでして,結局,財政の拡大路線でして,人口減少化で真剣に自治体財政のありようを考えているのだろうか?わしゃ,財政職員かいというお話しですけどね。市民感覚は伝えておきたいです。)
次回の審議の際に,確認したいですが,教員の多忙化解消という目的の文言が無事入っていれば,いいなあ。それだけでも,自分が市民委員として入った意味があるのですが,少しでも広島の教育行政がより良い方向へ進めば幸いです。
広島市南区段原 個別指導学習塾エース